
俳優やモデルとして活躍する相楽伊織が、「舞台『けものフレンズ』おおきなみみとちいさなきせき Re:JAPARI STAGE!」で主演を務める。
【写真】グラビア、バスケ連載、舞台…活動の幅を広げている相楽伊織にインタビュー
■「舞台けものフレンズ」4年ぶり5度目の上演
アニメ「けものフレンズ」を原作とした同作は、2019年10月に上演された「舞台けものフレンズ『JAPARI STAGE!』」のリニューアル版。新たなキャストを追加し、4年ぶりの公演となる。
オオミミギツネを演じる主演の相楽をはじめ、タヌキ役の加藤里保菜、ホワイトタイガー役の野口真緒ら総勢18人が出演。10月20日(金)から31日まで東京・品川プリンスホテル クラブeXで上演される。
■乃木坂46二期生としてデビュー
2013年に乃木坂46の二期生オーディションに合格し、2014年から研究生として正式に加入した相楽は、2018年に「いろんなことに挑戦したい」という理由から乃木坂46を卒業。
その後は、宣言通りさまざまな舞台やメディアに出演するようになり、2023年は事務所を移籍し、グラビアにも挑戦するなど、さらに活躍の場を広げている。
そんな相楽に、心境の変化や舞台への意気込みについて聞いた。
■主演にプレッシャー「作品の一番の顔」
――出演が決まった時のお気持ちから教えてください。
まさか主演で出演できると思っていなかったので、本当にうれしかったです。あと前作で、乃木坂46の伊藤理々杏がオオミミギツネを演じていたのもあって、乃木坂46のファンの方から「次は伊織ちゃんがやるんだ」って反響があって、ありがたいなと思いました。
――2020年の舞台「かげぜん」でも主演を務めていますが、主演はやはり重みが違いますか?
その作品の背負っている…ではないですけど、主演ってその作品の一番の顔になるのでだいぶ違いますね。ただ、前作に出演している方も今回いるので、キャストの方たちに頼りつつも、私の色を出すことで、前作とは違うものにできたらいいなって思います。
――プレッシャーは感じていますか?
いまだに感じています。緊張しいでもありますし…(笑)。稽古中の話なんですけど、特に初日は緊張しました。今はだいぶ打ち解けて緊張はしなくなったんですけど、新しい場面の稽古をするたびに「大丈夫かな…」って気持ちにはなります。でも、ある意味いいプレッシャーかもしれない。主演だからじゃないですけど、出番が多いからこそ「ここはどうしようかな」って必死に模索しながら頑張れているので。
■「けものフレンズ」の世界観を感じてほしい
――原作のアニメもですが、舞台も今回で5作品目となるなど「けものフレンズプロジェクト」は大人気です。やはり原作を意識しますか?
「けものフレンズ」って名前がすごく有名なので、プレッシャーもあるにはあります。前作と比較したときに、自分が演じることで果たしていい舞台になっているのかどうかに対するプレッシャーの方が大きいかもしれません。
――相楽さん演じるオオミミギツネは、他のフレンズたちを引っ張っていくようなキャラクターです。
引っ張っていく役どころではあるんですけど、「みんな付いてきて!」って感じではなく、「ここは、こうすればいいんじゃない?」って感じの、みんなと一緒に前に進んでいくフレンズなんです。なので、ストーリーとキャラクターのバランスに気をつけながら演じたいとは思っています。
――舞台の見どころは?
純粋にフレンズたちの日常を舞台化しているので、「けものフレンズ」の世界観を感じてほしいですね。ストーリー自体もオリジナルのものなので、そういう部分も純粋に楽しんで見てもらいたい。あとは、久しぶりに歌って踊っている姿をファンの方に見てもらえる機会なので、懐かしさを感じてもらえたらなって。
――意気込みを教えてください。
歌って踊れる舞台なので、最後まで体力を維持できるように頑張りたいですね!
――たしかに、アイドル時代もたくさん踊っていましたよね。
ただ5年も前なので、その体力を取り戻そうと必死に今頑張っているんです(笑)。体も鍛えてはいるんですけど、有酸素は一切やらずに、体を引き締めるために筋トレとヨガだけなので、激しい動きは全くやっていなくて…。体幹はある方だとは思うんですけど、飛び跳ねたり歌ったりとはまた違うので、その体力を稽古のときからしっかり歌って踊ってつけるようにしています。
■グラビア、バスケ連載、舞台…活動の幅が広がる
――今年に入ってから雑誌の誌面を飾るなど、メディアへの露出が増えていますね。
グラビアをはじめ、自分がやりたいことができているのはすごく楽しいです。バスケの連載だったり、こういう舞台だったり、すごく楽しくお仕事できていますね。
――忙しいですよね。
今は稽古期間中で、毎日稽古場に通っているので、忙しいといえば忙しいかもしれないんですけど、私的にはあまり忙しいって感じではないかもです。楽しくお仕事できているので!
――活動が増えたのは心境の変化があったんでしょうか?
どちらかというと、環境が変わったことによってポジティブになれました。なので、事務所を移籍したのが大きいのかなって思います。もちろん、自分で決断したことではあるので心境の変化はあったのだと思うんですけど。
■グラビアはずっとやってみたかった
――グラビアを始めた理由を教えてください。
グラビアは、私がずっとやってみたかったんです! すごく楽しいです。ファンの方にもすごく喜んでもらえて、やってよかったなと思っています。
――グラビアをやってみたいと思うきっかけはあったんでしょうか?
中学生のときからAKB48さんが好きで、グラビアをよく見ていたので「きれいだな」って思っていました。それから高校生になって乃木坂46に入って、メンバーが写真集でグラビアをやっていて「いいなぁ」って。それで私もやってみたいなと思うようになりました。
――自信のあるパーツはどこですか?
やってみたいイコール体に自信があるわけではないんです…。敢えて言うならお尻ですかね。鍛えているので、お尻の位置が上がって、桃尻になっているんじゃないかなって。
――「週プレ グラジャパ!」(集英社)内のデジタル写真集ランキングでは、2作連続で月間1位を獲得しています。
(乃木坂46時代に)グループでシングル1位とかはあったんですけど、個人で1位っていうのはグラビアを始めてからなので。相楽伊織として1位を取れて本当にうれしかったですね。
――最後に読者へ向けてメッセージをお願いします。
久しぶりにこうしてインタビューしていただけるのもうれしいです。また皆さんのお目にかかれるように頑張りますので、引き続き応援をよろしくお願いします!
◆取材・文=鳥羽竜世/スタイリング=石塚愛理、ヘアメーク=高野雄一

(出典 news.nicovideo.jp)
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